ホテル業務で実際によく使うExcel関数5選【現場向け】

Excel・RPA・業務改善

ホテル業務でExcelはまだまだ現役

ホテル業界で働いていると、Excelを触る機会はかなり多いです。

  • 売上集計
  • 予約確認
  • 在庫管理
  • キャンペーン実績確認
  • 予算作成

など、現場でもバックオフィスでもExcelは避けて通れません。

私はExcelのある時代に生まれてよかったと思っています。

ただ、私自身は最初からExcelが得意だったわけではありません。

むしろ、

「どうすれば早く帰れるか」

を考えた結果、Excelを勉強し始めました。

今回は、そんな私がホテル現場で実際によく使っていたExcel関数を紹介します。


1. CONCATENATE

正直、この関数が一番人生を変えたと思っています。

あまり使われていない印象がありますが、CSVデータを扱う人にはかなり便利です。

例えば、

  • 宿泊日
  • 予約番号
  • 名前

など、複数の項目をつなげることで、自分専用のキーを作れます。

バラバラのCSVデータでも、「同じ予約」を判別しやすくなります。

私はこれを使って、ホテルの各システムから吐き出したCSVを整理し、自分専用のマスタを作っていました。

Excelというより、簡易データベースのような感覚です。


2. VLOOKUP

ホテル現場では、照合作業が本当に多いです。

  • 予約確認
  • アライバルチェック
  • 変更確認
  • 二重予約確認

などです。

VLOOKUPを使うことで、

「別の表にある情報を引っ張ってくる」

ことができます。

これを覚えるだけで、目視確認作業がかなり減ります。

私はVLOOKUPを使って、予約チェック業務を4時間から30分まで短縮しました。

当時、私が働いていたホテルでは、5日前予約チェックと1日前予約チェックがありました。

それぞれ4時間ほどかかっており、担当者は休日前に残業しながら確認していました。

そこで私は、

  • 各システムからCSVを出力
  • 1つのExcelへ集約
  • VLOOKUPで照合
  • 相違がある予約だけ色付け

という仕組みを作りました。

その結果、4時間かかっていた作業を30分まで短縮できました。

詳しくはこちらの記事でも書いています。


ホテルの予約チェック業務を4時間→30分にした話


3. SUMIFS

SUMIFSは、条件付きで合計を出せる関数です。

ホテル業界では本当に便利です。

例えば、

  • 県民割キャンペーン実績
  • 自然災害時の被害額
  • 特定プラン売上
  • 月別売上比較

などに使えます。

「条件ごとに数字を見たい」場面が多いホテル業界では、SUMIFSはかなり強い武器になります。


4. COUNTIFS

COUNTIFSは、「条件に合う件数」を数える関数です。

例えば、

  • 特定プランの予約数
  • OTA別の予約件数
  • 連泊数
  • キャンセル件数

などを確認できます。

売上だけでなく、件数を見ることで、販売状況の違いが見えてきます。

売上だけ見ていると、実際に何が起きているのか見落とすことがあります。


5. IFERROR

Excelを使っていると、どうしてもエラー表示が出ます。

ただ、現場スタッフはエラーを見るだけで、

「壊れた」

と感じてしまうことがあります。

そこでIFERRORを使うと、エラー時の表示を整えられます。

見た目を整えるだけでも、現場での使いやすさはかなり変わります。


Excelができないとホテル業界で損している理由

ホテル現場では、まだまだ手作業文化が強いと感じています。

  • 手入力
  • 目視確認
  • 二重チェック
  • 電卓計算

に大量の時間を使っているケースも多いです。

そして多くの人が、

「Excelは数字を入力するもの」

だと思っています。

でも本来のExcelは違います。

Excelは、時間を生み出す道具です。

フォーマットさえ作れば、毎回の集計作業はかなり楽になります。

私は、業務を効率化して時間と心に余裕を持つことが、結果的に顧客満足度向上につながると思っています。

Excelで何が変わるのかについては、こちらの記事でも書いています。


ホテル業界でExcelができると何が変わる?


私がExcel改善にハマった理由

理由はシンプルです。

早く帰りたかったからです。

私が働いていた職場では、休み前に前倒し残業することが当たり前でした。

でも毎日やっていることを見ると、かなりの部分が仕組み化できる作業でした。

だったら、Excelを勉強して楽をしよう。

そう思ったのが始まりです。

結果的に、その改善経験が評価され、私はレベニュー業務へ移ることになりました。

だから私は今でも、

「Excelは単なる事務作業ツールではなく、自分の人生を変える武器になる」

と思っています。


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ExcelやRPAを使った業務改善については、こちらの記事でも書いています。

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