最近SNSで:
「ホテルってなんで15時まで入れないの?」
という話題をかなり見かけます。
実際:
- 「部屋くらいもうできてるでしょ」
- 「前のホテルは入れた」
- 「お金払ってるのに」
など、色々な意見があります。
ホテル業界で働いている立場からすると、少し寂しい気持ちになることもあります。
今回は、なぜホテルにはチェックイン時間があるのかを書いていきます。
ホテル側も、本当はできるなら早く部屋へ案内したいと思っています。
なぜホテルは15時チェックインが多いのか
一番大きな理由は:
「清掃時間確保」
です。
例えば:
- チェックアウト10時
- チェックイン15時
の場合、その間で:
- 清掃
- ベッドメイク
- 備品補充
- 最終チェック
などを行います。
しかもホテル清掃はかなり厳しく、
髪の毛一本
でもクレームや返金へ繋がることがあります。
だから:
- 清掃担当
- チェッカー
- フロント
など、多くの人が関わっています。
「まだ入れない」のには理由がある
実際、早く部屋へ案内できない理由は色々あります。
例えば:
- まだ清掃中
- 最終チェック前
- 部屋割り未確定
などです。
ホテルでは前日から:
- 角部屋希望
- 高層階希望
- エレベーター近く
など、お客様の要望を考慮して部屋を調整しています。
つまり:
「空いてる部屋へ適当に入れる」
わけではないのです。
ホテル側では、かなり細かい調整をした上で部屋を準備しています。
SNSでは「チェックイン処理だけ先にしてくれればいいのに」という声もあります。
ただホテルシステムでは:
- チェックアウト
- 清掃中
- 清掃完了
- チェックイン可能
など、部屋状態が連動していることがあります。
そのため、手順を飛ばしてしまうと:
- 未清掃入室
- 部屋重複
- 販売事故
など、過去に実際トラブルが発生してきました。
なので現在は、
「順番を守る」
運用になっているホテルもかなり多いです。
「前は入れた」が一番難しい
ホテル側で実際かなり難しいのが:
「前は対応してくれた」
というケースです。
例えば:
- 閑散期
- 稼働60%
- 前日空室多い
なら、早め案内できることがあります。
でも:
- GW
- 夏休み
- イベント日
- 満室近い日
だと、かなり状況が違います。
本当に忙しい日は:
- 19時まで清掃
- 販売停止
- 清掃追いつかない
みたいなことも普通にあります。
アーリーチェックインできるホテルは何が違う?
逆に、アーリーチェックイン対応できるホテルもあります。
理由として多いのは:
- 稼働率低め
- 前日空室あり
- 事前連絡あり
- リピーター
などです。
特に:
「少し早く着きそうです」
と事前連絡があると、裏で優先清掃するケースもあります。
ホテル側も、できる範囲ではなるべく応えたいと思っています。
印象に残っている出来事
昔、私が修学旅行を担当していた時の話です。
その日は:
- 清掃欠員
- トラブル対応
- 高稼働
が重なり、どう頑張っても清掃が間に合いませんでした。
そこで私は、引率の先生へ:
「どうか到着を遅らせてほしい」
とお願いしました。
先生方が周辺観光を追加してくださり、なんとか間に合いました。
今でもかなり印象に残っています。
最後に
私たちは、本当に:
「旅行を楽しんでほしい」
と思っています。
だからこそ:
- 少し早く着きそう
- 荷物だけ預けたい
- 可能なら早めチェックインしたい
などを事前に伝えていただけると、裏で動きやすくなります。
もちろん、対応できない日もあります。
でもホテル側も:
「できるなら喜んでもらいたい」
と思いながら働いている人が多いです。
「ホテルにも色々事情があるのかもしれない」くらいに思ってもらえると、ホテル側としてはかなり救われます。

