ホテルのレベニューマネジメントで最初に確認する3つの数字

レベニューマネジメント

ホテルのレベニューマネジメントとは?

ホテル業界で働いていると、

「レベニュー」

という言葉を聞く機会があると思います。

でも実際、最初は:

  • 何をしているのか分からない
  • 数字を見てるだけ?
  • なんか怖そう

そんな印象を持つ人も多いのではないでしょうか。

今回は、私が実際にレベニュー担当として働く中で、最初に確認していた数字について書いていきます。

レベニューとは、「ホテルの売上を最大化する仕事」です。

最初に確認していた3つの数字

私が毎日まず確認していたのは、主にこの3つです。

  • 稼働率
  • ADR
  • 売上

ホテルによって細かい見方は違いますが、基本的にはこの3つを中心に見ていました。


① 稼働率

稼働率とは、

「どれくらい部屋が埋まっているか」

です。

例えば100室のホテルで50室売れていれば、稼働率は50%になります。

ホテル業界ではかなり重要な数字です。

ただし、稼働率だけを追うのは危険です。

満室でも、安売りしていたら利益は残りません。

逆に、高すぎても売れません。

そのバランスを見るのがレベニューの難しいところです。


② ADR

ADRとは、

「売上 ÷ 販売室数」

で算出される、1室あたりの平均販売単価です。

私は最初、このADRが本当に苦手でした。

なぜなら、

「高く売ればADRは上がる」

と思っていたからです。

しかし実際は:

  • 高すぎると売れない
  • 安すぎると利益が出ない

という難しさがあります。

そのため、競合施設や予約状況を見ながら、毎日価格調整を行っていました。

ADRについては、こちらの記事でも詳しく書いています。


ホテルのADRを上げる時に、最初に失敗した話


③ 売上

最後に確認するのが売上です。

レベニューでは:

  • 前年対比
  • 予算対比
  • 着地予測

などを毎日のように確認します。

そして怖いのが、

「数ヶ月前から予算未達が見えてしまうこと」

です。

レベニューをやっていると、かなり早い段階で:

  • 今月厳しい
  • このままだと届かない

が見えてきます。

すると、休みの日でも仕事のことが頭から離れなくなります。

こちらの記事でも、その時の感覚を書いています。


ホテル業界で“休みの日まで仕事のことを考えてしまう理由”


数字だけ見てもダメ

レベニューは数字を見る仕事ですが、

数字だけを見ていても上手くいきません。

例えば:

  • 現場が疲弊している
  • 口コミが悪化している
  • 清掃が追いついていない

そんな状況で無理に売っても、長続きしません。

実際、現場との関係が悪化して:

  • 売り止め
  • 在庫調整拒否
  • 非協力

などが起きているホテルも見てきました。

だから私は、

「レベニューは数字だけではない」

と思っています。


最後に

レベニューという仕事は、数字を使ってホテル全体を見る仕事です。

最初は本当に難しく、毎日のように怒られていました。

でも:

  • 数字を見る
  • 比較する
  • 原因を考える

を繰り返していくうちに、少しずつ見える景色が変わっていきました。

もし今、

  • レベニューに興味がある
  • 数字が苦手
  • ホテル業界でキャリアアップしたい

と思っている人がいれば、まずは:

「前年と今日を比べてみる」

ところから始めてみると面白いかもしれません。

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