ホテル業界で人手不足がなくならない理由
ホテル業界では、かなり前から:
「人手不足」
と言われ続けています。
でも不思議なことに、ずっと改善されません。
むしろ最近は:
- 離職
- 外国人採用
- 少人数運営
がさらに増えている印象があります。
今回は、実際にホテル現場で働いてきた経験から、なぜホテル業界の人手不足がなくならないのかを書いていきます。
ホテル業界は、「人が足りない」のではなく、「人が残りにくい構造」があると思っています。
シフト制がかなりきつい
まず大きいのは、やはりシフト制です。
ホテル業界では:
- 早番
- 遅番
- 夜勤
があります。
さらに:
- 土日
- 年末年始
- 大型連休
が繁忙期です。
つまり、多くの人と生活リズムがズレます。
シフト制については、こちらの記事でも書いています。
優しい人ほど壊れやすい
ホテル業界には、本当に優しい人が多いです。
でもその優しさが:
- 残業
- フォロー
- 休日対応
へ繋がることがあります。
そして結果的に、真面目な人ほど疲弊して辞めていく。
「頑張れる人」に仕事が集まり続ける構造があります。
頑張る人については、こちらの記事でも書いています。
属人化がかなり多い
ホテル業界は、属人化もしやすいです。
例えば:
- 残室調整
- 団体管理
- レベニュー設定
- 予約管理
などです。
そして、その担当者が辞めると:
「誰も分からない」
状態になります。
すると残った人へ負荷が集中します。
属人化については、こちらの記事でも書いています。
無駄な作業がかなり多い
ホテル現場では今でも:
- FAX
- 紙運用
- 手入力
- 目視確認
などがかなり残っています。
もちろん必要な部分もあります。
でも:
「昔からそうだから」
で続いている作業も多いです。
そして、人間は意味を感じない作業を続けると疲弊します。
人手不足なのに、人間を“消耗品”みたいに使ってしまう構造があります。
業務改善については、こちらの記事でも書いています。
会議や確認文化もかなり強い
ホテル業界では:
- 長時間会議
- 二重確認
- 報告文化
もかなり強いです。
理由は、ミスを恐れているからです。
でも結果として:
- 現場時間減少
- 残業増加
- 疲弊
へ繋がります。
会議文化については、こちらの記事でも書いています。
給料だけの問題ではないと思う
もちろん、給料問題もあります。
でも私は:
「給料だけではない」
と思っています。
実際:
- 人間関係
- 働き方
- 拘束感
- 将来不安
などもかなり大きいです。
特にホテル業界は:
「辞めたらスキルが潰しきかないのでは」
という不安を持つ人も多いです。
でもホテル業界が嫌いなわけではない
私は、ホテル業界そのものが嫌いなわけではありません。
むしろ:
- 接客
- チーム感
- 非日常感
- お客様との距離感
など、好きな部分もかなりあります。
だからこそ:
「もっと働きやすくなればいいのに」
と思っています。
私は、「人が壊れないホテル業界」になってほしいと思っています。
最後に
ホテル業界の人手不足は、単純に:
「人数が少ない」
だけではないと思っています。
むしろ:
- 働き方
- 構造
- 文化
- 属人化
など、色々なものが絡み合っています。
だからこそ私は:
- 効率化
- 仕組み化
- 改善
をこれからも考え続けたいと思っています。
「人を増やす」だけではなく、「人が辞めにくい環境」を作ることも大切なのかもしれません。
